中華料理 さわべ

まず最初のひと言としては、この春から西武池袋線がメトロ副都心線経由で横浜へ直通となったのに、この店「さわべ」があるせいで中華街に行く必要がなくなったと云う事。 個人経営の店と、中華街のメジャーを比較するのもアンフェアではありますが… 金と時間を勘案すれば「さわべが良いじゃん！」と結論しかねない、それほど良くできた中華料理屋と云う事。 店に入るとまずは大テーブルがある。 通常は８人掛けで、ちょっとしたグループの集まりが出来る。 右手より奥に、厨房に面してカウンター４席があり、ＥＸチェアで最大１４人まで着席できる設定のよう。 昔ながらの木綿のおしぼりが欲しいところだったが、紙のおしぼりで手を拭い、ザ・プレミアムで乾杯！ ２５００円のコースもあったが、お初の店で探りを入れるために単品で注文。 １品目の青菜炒めは、塩・旨味調味料の使用は最小限で、素材の味とにんにくの風味を生かし、シャキシャキさっぱりと旨かった。 ２品目の大餃子は写真無しだが、吉祥寺のミンミンよりちょっと小振りで薄皮で両面焼きしてある。 アンの具材がいかにもちょっと中華っぽい。細かい分析は出来ないが、日本ぽく無く大変美味！ ３品目、本日の主菜であるところの焼豚チャーハンと、評判の担々麺。 正直、チャーハンに関しては平凡な味しか感じない。この店の実力からしたらもっと旨く作れるはず。 もっと火を「ガッ」と入れたパラパラチャーハンを目指して欲しい。 担々麺は、専門店に負けぬ…と云うよりも、こっちが専門で街にある「担々麺の・・・」とか云う店が、それしか出来ない、中途半端な店なのだ。 辛さは３種類から選べる事は、メニューにちゃんと表記されているので注文の際に指定する事を忘れずに。 特に聞かれる事も無く、指定しなければ普通という辛さで出てくるので「辛すぎた」「辛くなかった」と文句を言わないように。 連れ合いと２人で入ったが、上記の料理だけではちょっと物足りなく、最後に上海やきそばを注文。 炒り卵を和えるやきそばは家庭料理でも見かけなくはないが、ここのは丸っと卵焼きに近い分量を和える。 それも特徴のようだが、日本やきそばの場合は「蒸し麺」を使用する事の多いやきそばにあって、さわべのやきそばは本格的な茹で麺使用。それも細麺だ。 他の店では、鍋に引っ付けたり焦がしたり上手に使えまい。 上海と謳うわりには風味不足の感も無くはないが、さわべの近辺だけで"中華料理"を標榜する店が片手の指を埋める。 その中にあっては、味も質もここが頂点。 ２・３が無くて他の店。それくらい他の店との差が大きい。 もっと他の店に頑張って欲しいと思わざるおえない。 鄙な清瀬にあって、中華街と同じクオリティで料理を提供する事は物理的に不可。 店の立地によって調達できる経費は違う。だから、同じ料理人でも店の立地によって料理の味は変わるはずだ…厳密に云えばね。 都下清瀬市にあって、これ以上を求めるは難しいハイレベルな店。 お近くの方には、ゼヒゼヒに食して欲しい名店だと思う。

伺ったときの日替わりランチは油淋鶏（900円）でした。ライスとスープとサラダと小鉢が2つ付きます。 カラッと揚がった鶏肉に大蒜の効いたソースが最高でした。 ５分ほどで品が到着しましたが、調理担当は1人のようなので、混雑時には時間がかかるかもしれません。

これだ！という特徴があるわけではない。客の入りも連日満員というわけでもない。行列ができているのも見たことがない。それでも☆５を付けたいのが、清瀬南口ふれあい通りから一つ路地に入ったところにあるこの店だ。 とにかくトーンが抑えめ。調度が概ね黒基調なのと、少々日当たりの悪い立地にあるため実際の光量よりも微妙に暗く感じる店内に、料理の味もなにか極端なセールスポイントがあるわけでもない、ただ普通に質が良い中華料理（私は炒飯をよく頼む）をいただける。都心の商魂逞しいプロモーション合戦めいた名店とは違う、かといってシックな魅力というには親しみがある、普段使いにこそ適した大変ありがたい店だ。 オススメは炒飯とジャンボ餃子。サイズこそジャンボだが、食べてみればケレン味のない美味しさを味わい、気づいたら食べ終わっているだろう。

夕飯にと入りました。プレモル生小と前菜&担々麺orチャーハンor焼きそばセット1600円私はお腹一杯でしたが男性には少ないかも？全体的に優しい味のお店です